こんにちは。からだビレッジの諏訪です。
昨日、菊水元町で開催されました「菊の里健康づくりフェスティバル2016」のハリ・マッサージボランティアに参加してきました。
私も所属している札幌鍼灸柔整マッサージ師会の12名の先生と共にハリ部門、マッサージ部門の2つのコーナーに分けての施術となりました。
流れとして先にマッサージを受けてもらってから、ハリの体験を受けるというものでしたが、施術を受けられている方の表情を見ていると大きな変化を感じることができました。
それは、マッサージは安心した表情で受けているのに、ハリを受けると知ったとたん、表情が硬くなる方が多く見受けられたことです。
中には「ちょっと時間がないので、はりはやめておきます」という理由でマッサージのみ受けられた方もいて、ハリを担当した私にとっては物足りない場面もありました。
ハリ=痛い、怖い
私が担当したのは約10名ですが、ほぼみなさんがこのイメージを持っておられました。
基本的にハリは痛くないこと、衛生面でも使い捨てハリを使っているため安心なことを伝える必要性を改めて感じました。
皆さんにハリの経験はあるかと質問したところ、経験があると答えた方は1人だけ。
その方もはるか昔に一度受けただけだということで、ハリ治療の認知が低いということを思い知らされました。
「国民の9割がハリ治療を受けたことがない」
同業の先生からお聞きしたその現実をしっかりと受け止めて、ハリの不安要素を排除しながらハリの強みを分かりやすく伝えていきたいと感じました。