こんにちは。からだビレッジの諏訪です。
昨日、本通16丁目にあります白石東地区センターで開催されました「白石東地区健康まつり」のはり部門のボランティアに参加してきました。
私も所属している札幌鍼灸柔整マッサージ師会の先生方とともに、マッサージ部門とはり部門の2つのコーナーに分けて実施しました。
私の担当しました「はり部門」には、先にマッサージを受けた方が訪れてくれましたが、前回ボランティアに参加したときよりも、はりの経験がある方が何人もいらっしゃいました。
そこで今回は、はりの体験だけでなく、お困りの症状についても伺ってみることにしました。
腰の痛み、首肩の痛み、膝の痛みなど何かしらの症状をお持ちでしたので
はりが痛みの改善に効果があることをお伝えすると、主婦の方からこんな反応がありました。
「どれくらいの痛みになったら治療を受けたらいいのかわからない」
動けないくらいの痛みなら治療を受けようと思えるが、慢性的な痛みでは治療を受けるタイミングがわからないし、主婦である立場で軽い症状で治療を受けてもいいのかというお気持ちもあるようでした。
・痛みは警告だということ
・慢性的な痛みに慣れてしまうのは危険だということ
・日常生活で負担のある動作があることを教えてくれていること
といった内容をお伝えして、軽い症状のうちに治療を受けることをオススメしましたが、まだ納得の表情まではされていないようでした。
すると隣にいた女性鍼灸師の先生から「治療は自分へのご褒美ですよ」との声が。
日ごろから家事を頑張っていらっしゃる主婦の方にとって自分へのご褒美も必要ですよ、とのアドバイスにその主婦の方もとても嬉しそうに、そして早期治療の重要性にも納得されたようでした。
痛みを改善するために必要なことを伝えることも大事ですが、
それ以上にいかに納得してもらえるか。
そのためには言葉の引き出しを多く持っておく必要があると認識させられました。
はりきゅう治療の良さをもっとみなさんに知っていただけるように
今後もボランティア活動に参加していきたいと思います。